カルティエ サントス ガルベ LM Ref.W20011C4 2000年代 CARTIER SANTOS GALBEE LM Ref.W20011C4 SS/YG IVORY DIAL Ca.2000S

サントスガルベのご紹介です。

サントスはカルティエの中で最も古くから存在するモデルで、世界で初めて成功を収めた紳士用腕時計と言われています。飛行家のアルベルト・サントス・デュモンの「飛行中に操縦桿を離さず時間を確認したい」という願いを受けて、レザーストラップをつけた腕時計を作った事から始まりました。当時主流であった懐中時計と差別化されたデザインは市場に大きな衝撃を与え現在への腕時計の進化に繋がりました。

1978年頃まではサントスは貴金属ケースと革ベルトの組み合わせのみでした。しかし、ノーチラスやロイヤルオークなどスチール製のスポーツウォッチの台頭により、カルティエ初のスチール製ウォッチとしてサントスカレはデビューすることになります。カレの発表当時はラグスポ全盛期であり、ジェンダデザインの影響が強く出た時代ですのでこのような工業的なブレスになったと思います。

こちらはブレスレットにカーブの面取りがしっかりとされたサントスガルベです。カレと比べて上品な印象です。29mmは当時のメンズサイズでもありドレスウォッチ興隆期のサイズでもあるため、スーツの袖口などからさり気なく顔を覗かせるサイズ感です。バックルも観音開きタイプへと変更され取り回しがしやすく、小さなジュエリーなどでしたら時計を傷つけずに着脱が可能だと思います。またクォーツですので煩わしい操作などは必要ありません。弊社に入荷前にケースに部分仕上がされていますが、エッジが綺麗で目立つキズなどもなく箱と保証書付きのお勧めの固体です。(文:S)

※ご来店のお客様へ、こちらの時計は展示しておりません。ご検討のお客様はお声お掛けください。