セイコー セカンドダイバー 150m Ref.6105-8110 1970年07月 後期ダイアル/ケース 中期バック SEIKO SECOND DIVER 150m Ref.6105-8110 SS Ca.JUL.1970 THIRD DIAL/CASE SECOUND BACK

1965年に国産初のダイバーズウォッチが誕生して以来、セイコーはプロダイバーの使用に耐えうる製品を作るため、技術に磨きをかけてきました。数多くダイバーズウォッチが存在する中、プロダイバーの使用に耐えられるものは僅かであり、セイコーは「すべてはプロフェッショナルダイバーのために」をコンセプトに真のダイバーズウォッチを作り続けています。セイコーのダイバーズウォッチとしては2代目となるRef.6105は1968年から1976年まで製造されました。セカンドダイバーは前期・中期・後期の3タイプがあります。大別すると1969年までの前期型「6305-8000」と1970年以降の中後期型「6105-8110」の2つに分類ができます。中後期型のRef.6105-8110はケースにリューズガードとリューズのロック機構が設けられ、ムーブメントはハック付きのCal.6105Bが搭載されます。中期と後期の大きな違いは裏蓋のデザインで、機能的な部分に差はありません。1971年に表記が「WATER PROOF」から「WATER RESISTANT」へ変わった為、中期型には「PROOF」と「RESISTANT」の2つの文字板が存在します。こちらは1970年製造のRef.6105-8110で、文字板とケースが一致した優秀な個体です。Ref.6105-8110は冒険家の植村直己が使用したことで知られ通称「植村ダイバー」と呼ばれています。無骨なCライン系のケースと張り出したリューズガードはインパクトがあり格好良いです。こちらはガラスに傷と全体的にも細かな傷がございますが、モントルでオーバーホール済みのお勧めの個体です。