ロレックス オイスターデイト Ref.6694 スチール(SS) 1967/1970年 224番 Rolex OYSTERDATE Ref.6694 SS Ca.1967/1970 Ser.224

オイスターデイトは、無垢のスチールを削り出したケースにねじ込み式の裏蓋とリューズを備えた防水・防塵の「オイスターケース」に、安定した手巻きのムーブメントを搭載したモデルです。1950年代から1980年代後半まで製造され、エントリーモデルとしての位置づけでありながらも、その堅牢な作りやムーブメントの耐久性などは、ロレックスの品質の高さを証明しています。製造が終了した現在でも、非常に人気の高いラインです。

ご紹介するのは、ロレックスのヴィンテージウォッチ最初の１本としてお勧めできるRef.6694です。1960年代から1980年代頃まで製造されていたロングセラーです。バーインデックスにカレンダー表示のみというシンプルなデザインは視認性に優れ、12時位置にはロレックスのロゴが鎮座しています。このシンプルでミニマムなデザインが上品な印象を与えます。また、ヴィンテージモデルならではのプラスチック風防が、温かみのある雰囲気を醸し出しています。朝起きて、外出の前にゼンマイを巻上げ時間を合わせるひと手間こそがヴィンテージの醍醐味であり、それを存分に楽しめる一本です。手巻き式は自動巻きと比べて部品の摩耗も少なく、メンテナンス面でも負担が少ない点も特徴です。

こちらは、希少な内箱と保証書が揃った未研磨の個体となります。文字盤も綺麗で、夜光などはクリーミーに経年変化しています。ケースは未研磨と思われ、ベゼルのエッジは鋭さを残した美しい状態です。フラッシュフィットも隙間なくしっかりとケースとブレスレットを繋いでいます。ブレスレットは一部腐食が見られますが、リベットブレスの中では大変状態が良く、ヨレなども感じさせません。元公認技術者がいる工房でオーバーホール済ですので、機械面においても心配することなくご使用頂けます。長く使えるヴィンテージ時計をお探しの方にぴったりのモデルです。（文：S）

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